よろずやそうべい              ががーりん       
        
10月をもちまして、喫茶営業を終了致しました。
カフェ萬屋宗兵衛をパワーアップして営業致し
ますので、よろしくお願いいたします。 店主

          


「萬屋宗兵衛の店 雅画林」は、自家焙煎珈琲とJAZZを
中心とした音楽をゆったりとした雰囲気の中で味わえる空間です。
店の外壁には葡萄の蔦が絡まり、米松の丸太の机は、直径1メートル
以上、店の中心にはキリスト像と、JAZZ人形。
いまどきのカフェとは違い、ちょっと土臭い、街中で山小屋に
いるような気分になれます。
数あるレコードやCDの中から、季節やその日の気分に合った
音楽をチョイスしています。
E.A.R859(真空管プリメインアンプ)とJBL4425(スピーカー)から
流れる音楽。 是非一度お立ち寄りください。
    

イベント情報
KAYA (Guitar Solo) LIVE !
2003.8.30(Sat.) 終了
流浪のギターリスト、KAYAさんの全国縦断自力ツアーで、雅画林に初登場。
ブラックボトムブラスバンドのKou氏も「KAYAさんいいでしょう。」と大絶賛。
ライ・クーダーや、ビル・フリゼールのように風景を描くようなサウンドです。
夏休み最後の週末を、クールなサウンドでお楽しみください。     
  
星と音楽の夕べ
   みさと天文台長 尾久土正己氏の星の話と、天文写真家の川口つとむ氏の
   スライドを交えて、中谷泰子(Vocal・Key)、能勢英史(Guitar)の
   音楽を楽しむというライブです。
                                                                                   
 
  2002年6月20日(木)  P.M.8:00〜
  中谷泰子 with 能勢英史(G)トリオ
  2002.6.1.リリースCD "Speak Low"
  発売記念のライブが開催されました。
 

  メンバーは、中谷泰子(vo) 能勢英史(g) 
        西垣昌也
(b) 塩入基弘(ds)
  アンティックな空間とアコースティックジャズが
  良い雰囲気でした。
  狭いスペースでのカルテット演奏
  雅画林のライブでドラムが入ったのは
  初めてでした。
  


いいもんめっけのコーナー
"come away with me"
Norah Jones (Blue Note)
       
カサンドラ・ウィルソンを買いに行って、試聴機で気に入り、買ってしまった新譜です。
ノラといえば、猫としか思い浮かばない単純な頭に、心地よく響き、今年一押しのディスクに
なりました。
フィーヴィ・スノウのファースト(Zoot Sims参加)の雰囲気で、少しカントリー風味にした感じ
でしょうか。 アコースティックで、涼しげな質感の作品です。
いわゆるジャズヴォーカルと思って聴くと"Umm・・"と言う人もいるかもしれませんが、この心地
よさは、特筆ものだと思います。
流行のカフェミュージックとしてもお勧めします。
Jazz Life 2002年5月号のディスクレヴューでも紹介されていますのでご一読ください。
ジャズ?の癒し系ディスクとして、聴き続けられることでしょう。
  
 ノラ・ジョーンズ グラミー賞 8部門受賞(主要4部門)
イヤーびっくりしました。
更新しようと思いつつ、怠慢ゆえに残っていたこの文章が、2003年になっても活用できる
なんて思ってもいませんでした。
8部門受賞した事にも驚きましたが、彼女がラビ・シャンカール(82才)の娘・・孫ではない・・
と知って2度びっくりしました。
新人賞は取れるだろう位には思ってましたが、まさか、8部門も総なめにするとは・・・。
レコード会社もそこまでは考えていなかったと思われます。(今時びっくりするほどチープな
ビデオクリップを見ても察しはつきます。 力、入れなさすぎ・・・。)
しかし、時流に乗ったというか、世相を反映したというか、この不安に満ちた世界情勢に
いかに安らぎを求める人が多いかということではないでしょうか。
   
アメリカでこのCDを買った人の25%が45歳以上だったそうですが、若者主導の音楽状況
で、中高年層にこれだけ買わせてしまうのは大変なことだと思います。
基本的にカントリー大好きな国民性も手伝っての快挙だと思いますが、ちょっと待てよと
思ってしまいます。
  
この作品、私も大絶賛なのですが、「8部門総なめ」というと、ちょっと違う感じがします。
というのは、作品自体がナチュラルでさりげない感じなので、「グラミー総なめでござる〜〜」
というリキの入り方が、自分の中でうまくリンクしないのです。
ここは三冠くらいにしておいてもらった方が私的には、素直に喜べるって感じです。
まぁ〜 私見なんて、どーでもいいことですが、次作がたのしみです。
自分の趣向が世間様と一緒だった事に、ちょっと安心感を覚えたというのが本音です・・・。
   

こんなんめっけー番外編ー

      作曲家小林亜星が、作曲家服部克久を著作権の侵害で訴えたって事は知って
     いましたが、まだこんな争いが続いているとは、小林氏 逆転勝訴 のニュースを
     見るまではすーかり忘れておりました。
   
    問題は、CMソングの「どこまでも行こう」1966.小林亜星作)「記念樹」1992.服部克久作)
    が似ているか否か(あんた、ぱくったんちゃう?)ということのようです。
         (一説には、著作権協会内の勢力争いという噂もあり)
       
    一審では、盗作ではないって事で服部氏の勝ち。
    二審では、「記念樹」は服部氏の作品だが、元ネタは小林氏のだから
    使用料払えってーことになって、まだまだこの争い続くようです。
    
    何でこんな話が関係あるんだよ!と つっこんでいるあなた・・・お待ーたせいたしました。
    雅画林の草葉の陰・・・ 否・・・スピーカーの奥から、
    「なにゆーとんねん。わしの曲やろ!!」 と叫んでいる御仁がいるので、ご紹介致します。
        
         BOPの神 転じて、Afro-Cubanの韋駄天となって
          
           世界に JAZZ 音楽 を捧げたこの人・・・
    
   Dizzy Gillespie (日本名 ディジー・ガレスビー)であります。(1917〜1993)
         
Dizzy Gillespie(Tp) Leo Wright(As,Fl)
Lalo Schifrin(P) Chris Write(B)
Rudy Collins(Ds) Bola Sete(G)
Jose Paula(G,Tamb.)
Carmen Costa,Cabasa Charlie Ventura,
(Ts,Bs)
   (PHILIPS PHS 600-070)
     1962年に録音された「NEW WAVE!」の2曲目”CARELESS LOVE”
          (Adapted by Dizzy Gillespie),Emarcy Music Company,(ASCAP)
     
    のっけから、「そのまんまやんけー」と皆が叫んでしまうほど、激似です。
    テーマ部分では、「どこまでも行こう」の歌詞がそのまま歌えるぐらいです。
    最初、日本に来たガレスビーが、CMソングを聴いて感激し、甲子園の入場行進曲に
    ブラバンアレンジ(それもアフロキューバンな!)をしたのかと思ったほどです。
    だけど、作品としては、ガレスビーの方が先なんだよねー。
       
    こんな場合は、ガレスピー氏の権利と、小林亜星氏の著作権問題はどうなるのでしょうか。
    著作権って訴えたもん勝ちなんでしょうか?
    それともこのメロディーには、トラディショナルな出典でもあるのでしょうか。
    それならみんな、著作権フリーでハッピーエンドですけどね。
       
    「どこまでも行こう」は、子供の時に聞いて、はっきりと覚えている良い曲だと思っています。
    映像は、覚えてなくとも音楽って結構すり込まれているんですよね。
      
    いつこの身に降りかかるか分からない著作権問題。
    「音楽かけたり、聴いたりしてなにが悪いんじゃー」という主張だけはしておきます。
        
     P.S. 小林亜星様、服部克久様、
              これからも良い音楽を作ってください。
     
                           ・・・ジャズを聴きながら・・・
                                               2002.9.10.
    
 小林亜星 勝訴確定
   
「曲まねされた」亜星さん勝訴確定 服部さん側の上告を棄却 (2003.3.12 日本経済新聞夕刊)
  
ノラ・ジョーンズに続いて、小林亜星氏にも勝訴確定の吉報が入りました。
ちょうどこの文章の続編を書こうと思っていた矢先に、最高裁の判決が出てしまいました。
   
なぜ書こうと思ったかというと、お客さんが持ってきたケニー・ドリューのCD 「ハッシャ・バイ」に
"Careless Love"という曲を見つけ、聴いたところガレスビーの曲と同じメロディーだったからです。
ひょっとしたらこの曲はスタンダードな曲なのではないか、と思いAMG(allmusic.com)というサイトで
曲名で検索したところ なんと、343件も出てきました。
ファッツー・ウォラーや、ベニー・グッドマン、リナ・ホーンなど有名どころがいっぱいやってます。
作者の所には、空欄や、Traditional、Handyという名が見られました。
その中で持っている物を探すと、Cannon Aceの"Tuff Sax"というCDがあり早速聴いてみました。
たぶん原曲のメロディーそのままの素朴な演奏で、やっぱり似ているなぁという印象でした。
   
それでガレスビーの曲の作者のところが、(Adapted by Dizzy Gillespie)となっていたのでした。
たぶんトラディショナルな曲をガレスビーが脚色しました、というような意味でしょう。
当時アメリカでは、誰でも知っているようなポピュラーな曲だったのでしょう。
ちなみに、1925年録音ベッシー・スミスの"Careless Love Blues"も聴いてみましたが同一曲でした。
   
ということは、「どこまでも行こう」は、アメリカのトラディショナル「ケアレス・ラブ」を小林亜星が日本
語に合うように編曲しましたってことになるのではないでしょうか?
「記念樹」と、「どこまでも行こう」のメロディーが似ているというのであれば、「どこまでも行こう」と
「ケアレス・ラブ」は、一緒だと断言しちゃいましょう。(音楽理論を知らないので小声で 断言!
   
ここで問題になるのは、亜星氏ではなく服部氏の方です。
トラディショナルな曲を同じように(亜星氏の方は確信犯だとおもうが)「記念樹」に編曲して何が悪
いのでしょうか。
慰謝料を約930万円も払わなければならないなんて、私なら店をたたんで即、出家です。
最高裁の決定なので確定してしまったのでしょうが、何とも理不尽な話です。
同じ紙面に、「知的財産訴訟 審理、過去最短に 昨年、平均16.8ヶ月」と誇らしげに書いてありまし
たが、はやけりゃいいって訳ではないでしょう。
   
激動の2003年(世界情勢も、株も、私生活も)。
せめていい音楽を聴いてHappyでいたいものです。
    
服部克久様、これからもいい作品を楽しみにしています。



  
神戸では、ちょうどキンモクセイの花が香る
いい季節となってきました。
お店の方は特に変わらず、開いたり開かな
かったりと不定期営業が続いてます。
そんな中、一つ変化が・・・。
ついにというか、やっとというか、ビンテージ
オーディオの世界に一歩、足を踏み入れて
しまいました。
1950年代末のアメリカ製20センチユニット
ラファイエット×2(米松箱入り)。
ヴィンテージオーディオ保存の会というHPを
ネットで見たのがきっかけで購入。
これがまた思った以上にハイファイないい音。
常連からは、「こっちに変えたら」と言う声多数。
詳細は、後日UP予定。
乞うご期待・・・。
急に寒くなったり、暖かくなったりと健康管理に
気を遣う季節。
風邪などひかぬよう用心、用心。
ビンテージスピーカについての続報は、
カフェ萬屋宗兵衛の新ページにて公開予定
乞う、ご期待。



萬屋宗兵衛の店 雅画林 (ガガーリン)
〒650−0022 神戸市中央区元町通 4-2-1  (地図)
   078-382-1367  

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